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PosiTector 200 - PosiTector Platform
超音波多層膜厚計 ポジテクタ―200
ポジテクタ―200 木工塗装
木材上の塗膜の厚みを測定

木材上の塗膜の厚みを測定

ポジテクター200-Bとアドバンス本体の組み合わせが第1候補になります。

合計膜厚と条件によっては多層膜の3層まで各膜厚を測定することが可能です。また、塗膜の詳細な分析が可能なグラフィック表示機能を備えています。

測定イメージ 測定イメージ 測定イメージ

ケース1:木工塗装の合計膜厚を測定する

木工仕上げの中には、目的を達成するために何層にも分けて塗装する場合が多くありますが、その合計膜厚を知りたい場合には、ポジテクター200-Bを用いて、1層のみの測定に設定してください。

ポジテクター200-Bは、多くの木工塗装の用途において特別な養生なしに測定することができます。測定範囲は13~1,000μmで、ラッカー、プライマー、紫外線硬化型塗料、アクリル、粉体塗料、その他のポリマー塗料の測定に用いることができます。ほとんどの用途で校正調整は不要で、大きく視認性に優れたディスプレイが迅速な測定を助けます。

木材

ケース2:ベニヤ板や積層複合材上の塗膜の膜厚測定

塗装は、天然木に限ったことではありません。今日のモダンな素材には、合成素材と天然素材が組み合わされたものもあります。

木工では、単板とは、通常、コアパネル(一般に、木材、パーティクルボード、MDF:中密度繊維板)に接着、プレスして、キャビネットの扉、天板、側板、寄木細工の床、家具の部品などの平板を製造する薄板の木材を指します。木材単板を表面に使用した複合材料は、航空機や自動車などに使用されることが多くなっています。

木材や木製品の表面は、多くの場合ポリマーコーティングで仕上げられており、その塗膜の合計膜厚は多くのケースでポジテクタ―200-Bで簡単に測定することができます。

積層複合材

ケース3:表面にわずかな凸凹のある塗膜の場合

断面写真
<断面写真>

断面写真の黒い塗膜のように表面に凸凹模様のある表面や粗い表面では、ポジテクター200は通常、塗膜の山の頂上から下地までの塗膜の厚さを特定して表示します。これは測定断面図の距離 #1となります。

カプラントがプローブと塗膜の間の空隙を埋めることで、超音波パルスは散逸せずに塗膜に入りやすくなります。

しかし、この表面の凸凹模様が原因で、膜厚計の測定値が実際より低く表示されることがあります。この場合はほとんどのケースで距離#2を読み取ってしまっていることが考えられます。この現象は、カプラントと塗膜との界面からのエコーが、塗膜と基板の界面からのエコーよりも強いために起こります。ポジテクター200には、凸凹によるエコーを無視するために、ユーザーによる調整が可能な独自の「範囲調整」機能があります。

範囲調整のLo(測定の下限値)を、カプラントの厚みである#2を超える値で設定することで、正しい測定が可能になります。

測定断面図
<測定断面図>

ケース4:MDFの上の粉体塗料による塗膜の場合

MDF(中密度繊維板)は、木材の粒子に合成樹脂を混ぜた人工木製品です。MDFの塗装には静電塗装による粉体塗装がよく用いられます。帯電した粉体粒子がMDFに付着し、熱を加えることで溶融・硬化し、強靭で塗膜になります。

MDFは気孔率が低く、表面が均一なため、粉体塗装に適していると言われています。MDFが用いられている製品としては、オフィス家具、キッチンキャビネット、バスキャビネット、ドア、店舗什器、ディスプレイ、オフィスや家庭用の組み立て式家具などがあります。

これらの単層塗膜は、通常70~200μm程度の膜厚ですので、ポジテクター200-Bの測定可能範囲となります。なお、塗膜表面にわずかな凹凸がある場合には上記のようにカプラントと塗膜の界面から反射してくるエコーを無視するようにLo値を設定することが必要になります。

また、ポジテクタ―のアドバンス本体のメモリー機能を用いることで、大型のディスプレイには、一連の測定結果の平均値を表示できるばかりでなく、測定回数、標準偏差、最高値と最低値などを表示させることが可能です。

粉体塗装

ケース5:厚膜のポリエステル系モノマーの場合

ポリマーコーティングは、MDF(中密度繊維板)、合板、チップボード、パーティクルボードなどの木質系材料に塗装され、美観と耐久性に優れた仕上げを提供します。ポリエステルベースのGranicoat®は、テーブル、キッチンカウンター、バスルームの洗面台、デスクやバーの天板など、木の表面に一般にはスプレー塗装されています。

このような厚膜用途では、ポジテクター200-Cとアドバンス本体との組み合わせが候補となります。測定範囲は50~3,800μmですので、厚膜の測定に最適です。グラフィック機能が、薄いプライマーやその他の区別しにくい層の厚みを決定するのに必要となります。

図は、グラフィック機能をONにして測定を行ったときに、ポジテクタ―本体のディスプレイに表示される内容を示しています。厚みの値と、エコーの「スパイク」、「ピーク」のグラフィック表示の両方が表示されます。より小さなピークを確認することも重要です。

緑のカーソルは、表示された波形のうち最大の厚さのものが4.4ミルであることを示しています(本例では測定単位にインチを使用していますがμmに変更することももちろん可能です)。

ポリエステル系モノマー
測定グラフ

ケース6:乾いた接着剤

木工用接着剤には多くの種類があります。ウェット状態の接着剤では、ポジテクタ―200のプローブ先端が測定対象物の表面に触れる必要があるため測定することはできません。しかし、乾燥した接着剤は、他の単層塗膜と同じように、ポジテクター200-Bで測定することができます。

乾いた接着剤

ケース7:多層の個々の層の膜厚を測定する

ポジテクター200-Bとアドバンス本体の組みわせにより、多層膜塗装システムにおいて、塗膜の合計膜厚と条件によりますが最大3層の個々の層の膜厚の両方を測定することが可能です。また、測定結果をグラフィック表示させることで、塗膜の詳細な分析が可能です。

図の例では、層1は1.5ミルの厚さです。層2も1.5ミルの厚さです。合計の厚さは3.0ミルです。 アドバンス本体の表示画面には、2つの塗膜層の界面(境界面)を表す波形の山が表示されます(本例では測定単位にインチを使用していますがμmに変更することももちろん可能です)。

多層の膜厚
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