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PosiTector 200 - PosiTector Platform
超音波多層膜厚計 ポジテクタ―200
ポジテクタ―200 コンクリート上の塗膜の測定

コンクリートや石材上の膜厚測定が重要な理由とは?

石材、レンガ、タイル、コンクリート、コンクリートブロック、石膏ボードなどの石工基材があります。石工基材は多孔質であることが多く、表面の凹凸の程度もさまざまです。表面の凸凹は塗料の付着性を高めるには有効ですが、多孔質で粗いため、再現性のある膜厚を測定することが難しくなります。

コンクリートや石材用の塗料は、外観のほか、耐摩耗性、耐湿度、耐塩分、耐化学物質、耐紫外線などさまざまな目的で使用されます。コンクリート用塗料には、ラテックス塗料、アクリル塗料、ラッカー、ウレタン塗料、エポキシ樹脂、ポリエステル塗料などがあります。

プライマー層は付着性促進のため使用され、上塗り層は外観や周囲環境からの保護として機能します。ポジテクター200が塗料の各層を識別できるかどうかは、層の超音波特性、各層の厚み、および塗装工程などに左右されます。

コンクリートの塗膜厚を測定する主な目的は、適切な塗膜の機能を確保しながら塗料のコストをコントロールすることです。また、建築物では完成時に客観性のある検査工程が要求されることがよくあります。

コンクリート上の膜厚測定の課題

従来、コンクリートや石材下地における塗膜の厚さは、破壊試験法により測定されてきました。コンクリートで使用される塗料は、硬いものから柔らかいもの、滑らかなものから模様のあるものまであり、幅広い膜厚範囲に及びます。コンクリートの表面はかなり粗いため、膜厚測定に大きなばらつきが生じる可能性があります。

ポジテクタ―200による測定

ポジテクター200-C プローブ

超音波膜厚計 ポジテクター200-C(本体はアドバンスのご使用を強くお勧めします)プローブは、コンクリート上のほとんどの塗料やコーティングの測定に理想的です。測定範囲は50~3,800µmで、多くの用途で非破壊測定が可能になりますす。ポジテクタ―200-Cは、ほとんどの用途で校正調整を必要としません。図1は、ポジテクタ―200-Cに最適な大粒の骨材を含むコンクリートとその上の膜厚125~375µmの塗膜の典型的な断面図です。

<図1>

なお、実際のコンクリート表面では、凹凸があったり、粗く多孔質であったりすることもあり、その場合には測定値もそれに応じて変化することが予想されます。拡大すると孔や隙間に塗料が流れ込んだ箇所が、測定値の異常値として現れることがあります。例えば、図2では、Aポイントにあるコンクリート基材表面の凹凸のため、Bポイントの塗膜の厚みと大きく異なってしまっています。測定結果を分析する際には、仕様や期待される膜厚と比較する必要があります。また、計算の際には、一部測定結果を無視する必要がある場合もあります。

<図2>

図3のような、粗い基材と粗い塗装面の両方を持つ測定対象では、狭い範囲をスポットとして、その狭い範囲内で数回読取を行い、その平均値をそのスポットの膜厚とします。他のスポットも同様に平均値で評価します。この平均値を、膜厚の要求仕様と比較します。図3のサンプルを破壊検査したところ、直径6mm程度の範囲で膜厚が1~3mmもばらついていることが確認されました。

<図3>

比較:ポジテクター200-B プローブ

超音波膜厚計 ポジテクター200-B(本体はアドバンスのご使用を強くお勧めします)プローブは、13~1000μmの塗膜厚の測定に最適です。なお、200-Bはコンクリート上の塗膜を測定するために焦点を合わせて設計されたものではありませんが、簡単な校正を行った後、滑らかな表面を持ち硬くて薄い塗膜を測定する場合、200-Bプローブが良好な再現性を示すことがあります。図4は、ポジテクター200-Bに適する基材と塗膜の構成の代表例を示しています。

<図4>

ポジテクタ―200によるコンクリート上の塗膜の膜厚測定方法

超音波の散逸を避けるために塗膜表面に塗布されたカプラントにプローブ先端の超音波探触子(トランスデューサ)を押し当てて、塗膜に超音波を発信し膜厚を測定する方法です。測定器には、ジェル状の一般的な水性グリコールのボトルが付属しています。なお、水平で平滑な面であれば、水滴がカプラントとして機能します(ただし、測定後はプローブ先端の水滴をよくふき取ってください)。

ポジテクタ―200のグラフ機能を使用してください(このため本体はアドバンスをご使用ください)

ポジテクター200(アドバンス本体接続時のみ)は、図5のように超音波パルスが塗膜を通過する様子をグラフィカルに表示することができます。この優れた機能により、ユーザーは塗膜の表面下でこの膜厚計が何を捉えているかをよりよく理解することができます。

一般的には、コンクリートや石材の上の塗膜の測定には、ポジテクタ―200-Cが適しています。

<図5>
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