
会社が生き残れる確率は、起業3年後で100社に15社、10年後で100社に5社だそうです。当社は50年を越す社歴を持つ会社です。しかし、それが通用する時代ではないことは承知しています。僕たちは通過点として、まず10年の生き残りを考えることにしました。どうしたら、5%の中に入れるのか?
昨年の10月2日から1か月あまりの長い心の旅=ジャーニーが始まりました。
今回はその2です。
前回の考察で、僕たちは「10年後にも生き残っているためには、どうしても幸運の女神の力を借りなければならない。言い換えれば、一人一人が幸運の女神を微笑ますコツを知っていなければならない」ということに気づいたのです。そのことについて具体的に考えてみました。
5/100を引き起こすための土台となる条件は何なのかを考えました。無数にあると思われる要素の中から、僕らのチームが考えた要素は以下のものでした。
- 戦局に応じて自分の役割を変える力
- 臨機応変な対応力
- 入念な相手の分析
- 相手の弱点を突いた作戦
- 相手が予想していない奇策
- 試合中のコミュニケーション能力
- オーソドックスな戦法
これらのことをさらに深く考えていく中で、勝利の女神を微笑ませることができるチームに共通して持っている資質は以下のものではないかという気づきを得ました。
- 自分の役割と行動を変える力
- 相手を知る力
- 自由な発想
- コミュニケーション力
- 社会人としての基本を身につけている
これを僕たちは2020年の自分たちの行動指針とすることに決めました。
さて、これらの行動指針は、女神を微笑ますことができるチームに共通する資質です。言い換えれば、参加資格を得るための条件です。これらがあれば必ず幸運の女神は微笑む…というわけではなく、これらがないと幸運の女神は微笑まないよ…というものです。
それでは、「幸運の女神がどうしても微笑んでしまうようにする」のにはどうしたらよいのでしょうか?
僕らは、次の3つの要素だろうという結論に至りました。
- 運
- スピード
- マインド
次回は、「幸運の女神がどうしても微笑んでしまうようにする」にはどうしたらいいのか?についてです。