ブログのようなものを始めるにあたって

肩をポンとたたかれた。「仕事はどう?」久しぶりにお会いする顔だった。この方から発せられる気なのか、オーラなのか、そういったものが不思議と心をほっとさせる。「乱気流に巻き込まれながらもなんとか飛んでます」と答える僕に、「もがいてもダメなときはダメだよ。一生懸命漕ぐときは漕がなきゃいけないんだけど、流れに逆らって漕いでも自分が疲れるだけだからね」と言われた。この方には不思議と相手の心理も見えるらしい。
 
豊富な人生経験 (その中には少なからず辛酸が含まれますが) を積んだ方、会社を立派に成長させた方の多くは、この流れの重要性を強調されているようです。「何かに導かれるように・・・」とか「法則のようなものがあって・・・」とか「宇宙に通じる気を受け入れるようにして・・・」とか表現は違っても、同じことを言われているように思えます。どうやら、社員の幸福を追求し、社会貢献を果たし、会社の成長を実現するためには、自分自身がその受容体になることがまず必要であるようです。
 
ちっぽけな心を抱えながらも、その地平までたどりついて、そこに何が見えるかを絶対に見届けたいと思っています。多くの分かれ道で、何を思い、何を選択しなかったは、後になってたどるべき道を修正する時に重要な情報になります。そのためにこのブログを書くことにしました。
 
誰かに読んでいただくコミュニケーションの1つの手段として書くのではなく、未来の自分に対する道標としてこれを書くことにしました。ですから無責任な物言いや「定期的に更新する」とはほど遠いペースになるだろうと思います。もちろんたまたま目にした方に何らかのものをもたらすことがあればそれはそれで望外の喜びではありますが。