• アルミニウム製品
• 鍛造品、鋳造品の原材料検査
• FRP/GRP - 繊維およびガラス強化プラスチック
• 高硬度の熱硬化および熱可塑性樹脂
• 複合材料の硬化程度の検査

など

ポジテクタ―BHIは、従来のアナログ式に比較して、多くの優位性を持っています。

• メモリー機能を持つ ポジテクタ―BHIは、記録や報告のための保存機能があります。最大の人為的ミスの原因ともなる「読取して現場で記載」「記載したもの報告書に転記」といった作業は必要ありません。信頼性と利便性が大幅に向上します。
• 試験時間管理
  測定中も変形し続ける材料があります。一貫した結果を得るためには、一定時間が経過した後に測定値を記録することが推奨されることがよくあります。ポジテクターBHIでは、試験時間を設定することができます。試験時間は、測定する表面に圧子を置くと画面上でカウントダウンが開始されます。定めた時間が経過すると、測定値が記録され、表示されます。ストップウォッチで計測する従来の方法とは異なり、所定時間が経過したときの状態を予想しながら計測することができます。
• オートサブバッチ(アドバンス本体使用時のみ)
  多くの測定工程と同様に、ユーザーが誤った測定や異常値を見過ごさないようにするために、各測定スポットにおいて複数回の測定をすることが推奨されます。オートサブバッチ機能を使用すると、指定する回数の測定が行われた後に新しいサブバッチが作成され、各スポットの測定値がグループ化されるため便利です。
• ポジテクタ―プラットフォームに属しています
  ポジテクタ―プラットフォームに属していますので、BHIプローブをはずして6000シリーズのプローブを装着すると膜厚計に変身し、BHIをはずして200シリーズのプローブを装着すると超音波膜厚計に変身します。

耐久性に優れたプローブチップは、長寿命で精度を維持できるように設計されています。精度を確認するためのガラス製のゼロ板(ゼロプレート)とテストディスクが付属しています。摩耗して公差外になったら、新しいプローブチップに交換してください。

ポジテクタ―BHIは工場で校正されており、ほとんどの用途で校正調整は必要ありません。しかし、圧子交換後や圧子の磨耗を補正するためにゼロ調整が必要な場合があります。最高の精度を維持するため、本測定器は付属のガラス板上でゼロ調整をする必要があります。

次の場合に使用できます。ポジテクタ―BHIプローブは、ポジテクタ―スタンダート本体(カラーディスプレイ付き)およびポジテクタ―アドバンス本体(シリアル№730,000以上)に使用することができます。また、www.defelsko.com/update にあるステップバイステップの手順に従って、既存のポジテクタ―本体内のソフトを簡単にアップデートすることができます。

各ポジテクタ―BHIプローブは、ASTM B648-10に準拠した認定材料を使用して校正されています。各プローブには、実際の測定値が記載された校正証明書(英文1枚)が付属しています。