商品コード
商品コード |
---|
KH-PRB-F-XS (PRBFXS-D) |
仕様
項目 | 内容 |
---|---|
タイプ | 高温あるいは測定対象面が粗面であるなどの理由により摩耗しやすい過酷な測定条件のために設計されたモデルです。 プローブが測定対象と接する面はジルコニア系アルミナ製のきわめて耐摩耗に優れたセラミックス素材が使用されており、さらに強靭なステンレス編被覆ケーブルの採用により250˚Cまでの高温測定面での継続した測定が可能になりました。 |
測定モード※1 | F:磁気誘導 JIS K5600-1-7 5.5.6(2014)/ISO 2808 |
測定範囲 | 0 ~ 2,000μm |
測定精度※2 | ± (1μm + 1%) 0 - 50μm ± (2μm + 1%) > 50μm |
- 測定モード
- 磁気誘導…鉄素地の上の非磁性皮膜。測定する皮膜の具体例としては、樹脂塗膜、インキ、金属溶射膜(アルミや亜鉛などの非磁性金属)、ラバー、ほうろう、ガラス、亜鉛メッキ(亜鉛どぶづけ)や硬質クロムメッキなど
- 渦電流……非磁性金属素地上の絶縁性皮膜。渦電流式膜厚計で測定する皮膜の具体例としては、樹脂塗膜、インキ、アルマイト(陽極酸化皮膜)、ラバー、ほうろう、ガラスなど。素地である非磁性金属としてはアルミやステンレスが代表例。フェライト系ステンレス(18Cr系で430、405など)は磁性を持ちます。オーステナイト系ステンレス(18-8系で 304、304L、316、316Lなど)は一般には磁性を持ちませんが、たたく、伸ばす、やすりをかける等の衝撃を加えることにより、オーステナイト組織が変態し、マルテンサイトを含む2層組織化することが知られており、このような場合には磁性を生じます。加工の度合により、磁性が発生したり、発生した磁性の強弱が生まれたりするため、そのような部位は避けて計測することが一般的な対応策となります。
- 測定精度
- 固定値+読み取り値に対する%を合わせたものとなります。例として、± (1μm + 1%) 0 - 50μm と表示されていて、読取値が40μmであった場合。
1μm + 40μm × 1%で 40μm ± 1.4μmとなります。