CURVE-X2で使用できるプローブ(熱電対)について

●使用できるのはK熱電対のみです

異なる2種類の金属を接合させ温度を与えると、温度に応じた電圧が生じ(ベーゼック効果と言います)、電流が流れます。これを熱起電力と言います。
K熱電対は+側にニッケル-クロム合金、-側にニッケル(アルメル)合金を用いた熱電対で、熱起電力の直線性が優れているため工業用途で最も広く用いられているものです。
1000℃以下での性能に優れますが、一般に還元雰囲気での使用には適しません。
→還元雰囲気専用のK型熱電対を使用する必要があります。
通常CURVE-Xに使用するK熱電対は接合部と同材質の補償導線で形成されますが、補償導線部の被覆材質の耐熱性が問題になります。使用環境に合致した耐熱性のものを使用してください。被覆が損傷すると計測できないかあるいは正しい結果が得られません。

●専用のコネクターによりデータロガーと接続します

一般には小型熱電対コネクターと呼ばれています。

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