マグネットタイプのセンサーついてご説明します
塗膜上で使用するとマグネットが割れてしまうことがよくあります

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●硬化していない塗膜上では使用しないでください。

磁力によりマグネットが塗膜にめり込み、塗膜にくっついてしまい、無理にはずぞうとすると破損します。
マグネットが割れたり、マグネットだけがはずれて塗膜上に残ってしまったりするのは、塗膜が加熱中に軟化したことが原因です。

●加熱により軟化する塗膜上では使用しないでください。

電着塗料や熱可塑タイプの塗料などでは、硬い塗膜であるようでも加熱により軟化することがあります。
磁力によりマグネットが塗膜にめり込み、塗膜にくっついてしまい、無理にはずぞうとすると破損します。
マグネットが割れたり、マグネットだけがはずれて塗膜上に残ってしまったりするのは、塗膜が加熱中に軟化したことが原因です。

塗膜上で使用する場合には、思わぬ破損が生じることがありますので、確実な場合を除いて避けていただく方が良いと思います。

テープによる貼付けだと加熱中にはずれるので、マグネットの方が便利かもしれない…というご検討をよくいただきますが、テープがはがれる原因が加熱中の塗膜の軟化である場合には、マグネットは使用できません。どうしてもご使用になられる場合には、カプラーテープなどを塗膜とセンサーの間に挟んで測定するとリスクを減らすことができますが、その分熱の伝達が遅れますので事前に検証して可否をご判断ください。

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