TQC 炉内温度測定記録用データロガー CURVE-X2 (カーブエックス・ツー) のモデル選択ガイド

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ほとんどのお客様はオールインワンセットの中から最適なものをご選択になられています。
その方が断然お得です!

このページでは必要な構成機器について個別にその選択方法をご説明しております。しかし、ほとんどのお客様はオールワンセットの中からご用途に応じたものをご選択されています。それは以下の理由からです。

  • ① その方がお安いからです
    お得なセット価格になっています。構成機器をそれぞれご注文いただくよりずっとお安くなります。
  • ② その方が漏れがないからです
    オールインワンセットには測定に必要な基本構成がすべて含まれています。
  • ③ その方が間違いがないからです
    耐熱性能に応じて条件に適した断熱ボックスと測定プローブが組み合わされています。

したがって、ほとんどのお客様は本ページをご一読後に以下の手順で、ご検討~ご発注をされています。

  1. シートに炉の基本的な条件をご記入&FAX等でお送りいただく
  2. allow
  3. その条件に合ったオールインワンセットをご案内させていただく
  4. allow
  5. オプションなどを含めて総合的にご判断いただきご発注になられる

STEP 1
まず炉の温度条件から適切な断熱ボックスを選択します

電子部品でできているデータロガー自体には耐熱性はありません。データロガーを炉に入れる際には、熱吸収緩衝材と高性能断熱ボックスにデータロガー収納して熱から遮断する必要があります。
断熱ボックス等の断熱システムの選択は » CURVE-X2用断熱システムのご案内 をご覧ください。

ヒント1
選定のお手伝いをさせていただいています。
『炉のご使用条件をお教えください』にご記入の上、販売店もしくは当社カスタマーサービスまでお送りください。
» 『炉のご使用条件をお教えください』ご記入シート

STEP 2
使用する温度センサー(測定プローブ)の種類を選択します

製品や炉内の空気温度(雰囲気温度)を測定するためには使用します。使用するのはK型熱電対です。
測定プローブ(熱電対温度センサー)の選択は » 測定プローブ(熱電対温度センサー)のご案内 をご覧ください。
※ 断熱ボックスは温度×負荷時間を基に性能を決めますが、温度プローブは最高温度を基に性能を決めます。

●赤外線炉の場合
雰囲気温度:赤外線を受けて雰囲気温度より熱電対自身が加熱されてしまうことがあります。受光面積が小さい細い素線のケーブルタイプを使用すると赤外線の影響を抑制することができます。
製品温度(物温):やはり赤外線の影響で熱電対自身が対象製品より先行して温度上昇する場合があります。素線タイプを使用するのが一般的ですが、先端を耐熱樹脂テープなので固定した後で、先端だけ耐熱アルミテープで覆うと赤外線の影響を抑制できます。なお、アルミテープは必要以上に大きく貼ると製品自体の受光面積を狭めてしまいますのでご注意ください。

●薄い製品の温度を測定する場合
製品の熱容量より熱電対の熱容量が大きい場合、製品温度は熱電対の温度の影響を受けてしまいます。このような場合には熱容量の小さい素線タイプのものを使用するのが一般的です。

STEP3
測定点数は標準の6点でよろしいですか?

標準は6点測定です。例えば雰囲気温度1点+製品温度5点となります。
増設用のアドオンパックを装着すると最大12点まで測定が可能になります。

※ スリム型断熱ボックス、超小型断熱ボックスをご使用の場合には断熱ボックス内のスペースが小さいためアドオンパックは装着できません。

ヒント2
お得なセットをご利用になられませんか?

断熱ボックスごとにお得なセットをご用意しています。
詳細は » CURVE-X2オールインワンセットのご案内 をご覧ください。
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