赤外線専用プローブは何を計るためのもの? …かなり専門的なプローブです

赤外線は対象製品や塗膜に当たり、①反射、②吸収、③透過のいずれかとなり、②吸収されたものが熱に変わります。
赤外線の照射量が変化してるかどうか、発熱体の劣化が生じているかを測定するための専用のプローブがあります。
これは輻射量(強さ)を測定するためのもので、製品温度や雰囲気温度を測定するものではありません。
原理は一定の形状の黒体に赤外線を吸収させ、その温度の変化により照射量を検査します。

赤外線炉の専門的な管理を行なう場合を除いては、通常は決められた一定の大きさ、厚さ、色のテスト板を一定速度で炉内を通過させ、その温度変化で管理する方が一般的です。

メーカー TQC TQC TQC
測定対象 赤外線輻射 赤外線輻射 赤外線輻射
名称 フック型全方位用輻射プローブ クランプ型1方向用輻射プローブ マグネット型1方向用輻射プローブ
画像 フック型全方位用輻射プローブ クランプ型1方向用輻射プローブ マグネット型1方向用輻射プローブ
形状 φ80mm球状 φ40mm×5mm厚のディスク状 φ40mm×5mm厚のディスク状
耐熱温度 480℃ 480℃ 480℃
ケーブル長さ 1.5mSUS編み 1.5mSUS編み 1.5mSUS編み
商品コードNo. KT-CX2097 KT-CX2095 KT-CX2096